小川先生のブログより
とても大事な内容を書かれていましたので、ご紹介させていただきます。
もしも・・・の研究所 学びにきました
ICTに関わらず、教育全般で思うことでもあるのですが、
「何かを習ったからそれができる」
というものはあまりなくて、
○ こういう事をやりたいけど、何か良い工夫はないか。
○ この方法を知ったから、他にも応用できるのではないか。
と言うものが基本にないと、結局はなかなか思ったようには事が進まないことが多いと自分の活動を振り返って反省しています。
特に「ICT」と聞くと、
・機械が苦手だからやらない
といって、生徒の機会を与えてあげられないお話や、
・機械が得意だからとりあえず何かさせる
と言って、ICT機器を使うことが目的になって、何故それを始めたのかを忘れてしまうことがあります。
でも、本当に大事なことって何でしょう?
「ICT」がどうのこうのという前に、
支援者としてやるべきことが何かを考え、
それを実現するためにはどうしたら良いかを考えます。
支援が決まったら、その支援に至るまでにどのような「学び」や「支援」が必要かを考えて、実行します。
その過程では必ず「別の必要なこと」も出てきて、それの為の改善や修正も必要になってきます。
更には「もっと良い方法」が見つかることもあり、
「ICTじゃなくて良いこと」も出てきます。
大事なのは「目的」が何で、そのための手段にはどのようなものがあるかを「考え続ける」こと。
その一連の過程を学ぶことこそが、ICTを考える上だけでなく、支援や教育を考えていく上で大事なことなのだと個人的には考えています。
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